2012年7月20日金曜日

ヘッドフォンとイヤフォン向けのミックス

だいぶ前からiPhone世代という言葉が聞かれるようになりまして。

楽曲のミックスなんかにもだいぶ影響されるようになりました。

モニタリングの際もちょっと前まではラジカセで最終調整なんかをやってましたが、
最近ではもっぱらヘッドフォンやイヤフォンが主流。

時代ですな。。。

困ったことにこの両者は種類が莫大な数が販売されており、どのヘッドフォンとどのイヤフォンを参考にミックスしていいのかの判別が結構悩ましい問題です。

そんなこんなで色々やってるうちに自分である程度の法則的な事を決めたのでメモ。

アタシの場合、基本的にはわりといい値段の(3万~5万くらいですかね。。。)ヘッドフォンをメインとして使うことにしました。

高いヘッドフォンは比較的低域が分離されてるみたいでキックとベースの住み分けを把握しやすいってのが一番の理由です。

ただ、外国のヘッドフォンだとインピーダンスの違いのせいか、音が国産のヘッドフォンよりも出力が小さいため、使い慣れないうちは若干地味に聴こえます。

これは低域に限らず音域全体に言えるかも。。。

ミックス自体はヘッドフォンで低域をわりと時間をかけて処理して、なんとなく全体的に派手なサウンドを目指します。

そして確認用にイヤフォンを使います。

イヤフォンは逆にコンビニとかで売ってる1000円くらいの安いやつを使います。

この価格帯のヘッドフォンはドンシャリ気味な音作りをしている傾向があり、地味な音のヘッドフォンで派手目に作った音をイヤフォンで聴くと相当派手になってます。(笑)

それで今度は派手すぎるサウンドをイヤフォンを使って微調整。

そうするとわりとどんなヘッドフォンやイヤフォンでもそれなりに聴こえてくれます。

まだまだ検証中ですが、途中経過のメモってことで。。。

ちなみにこの値段の法則はスピーカーでもある程度通用すると思います。

劣悪な環境はとことん劣悪にしてみると良いのでは。。。

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